特別な人、特別なときにオシャレな手紙を送りたい。
そんな方におすすめなのがシーリングワックス(スタンプ)です。
手紙をシーリングワックスで封印すると、一気にオシャレ度がアップ!
特別な日に送れば、相手への好感度アップも期待できそうですね。
この記事では、そんなシーリングワックス(スタンプ)の使い方・アレンジ方法をご紹介します。
おすすめ商品も掲載しているので、「どのシーリングワックスを購入しようかな?」とお悩みの方もご覧ください。
シーリングワックスとは?
シーリングワックスとは、封筒に封をする際に使う蝋のことです。
ヨーロッパ映画などで見かけたことがある方も多いのでは。
アンティークな雰囲気がオシャレですね。
シーリングワックスを使えば、こんな素敵な手紙がすぐに作れちゃうんです!
シーリングワックスの種類
シーリングワックスは4種類あります。
- 芯ありタイプ
- 芯なしタイプ
- 粒(ビーズ)タイプ
- グルーガン用タイプ
それぞれの特徴とメリット・デメリットを比べて、自分が使いやすいものを選びましょう。
芯ありタイプ
キャンドルのように、蝋の中心に芯が通っているタイプのワックスです。
芯に火をつけて、その熱で溶けた蝋を垂らして使います。
垂らす場所を調整しやすく、少ない道具でシーリングスタンプが楽しめるのがメリット。
ただし、芯が燃えてススが出るため汚れやすいのがデメリットです。
芯なしタイプ
キャンドルのような見た目ですが、芯が入っていないタイプのワックスです。
ワックスを削ってスプーンに入れ、火で熱して溶かします。
芯ありより手間がかかりますが、ススが入らないのでキレイに仕上げたい方におすすめです。
粒(ビーズ)タイプ
初心者の方におすすめなのは、粒(ビーズ)タイプのシーリングワックスです。
ワックスが小さな粒状になっているので、量が調整しやすく溶けやすいのがメリット。
芯が入っていないのでスス汚れの心配もありません。
カラーの種類も多いので、さまざまな色を組み合わせることも可能。
オリジナリティ溢れるスタンプを作りたい人にもピッタリです。
グルーガン用タイプ
グルーガン用タイプはその名のとおり、グルーガンで温めて使うシーリングワックスです。
細長い円柱状になっており、グルーガンのレバーを引くと溶けたワックスが押し出されます。
火を使わないため、火傷が怖い人や小さなお子様と楽しみたい人にピッタリ。
ただし、グルーガンとワックスのメーカーが違うとサイズが合わない場合があります。
色々な種類を楽しむより、手軽にシーリングワックスを試したい人に向いているタイプです。
シーリングスタンプに必要な道具
シーリングスタンプをするには、以下の道具を主に使用します。
- ワックス
- ロウソク・バーナー
- スプーン
- 混ぜ棒
- スタンプ台
- カラーペン
それぞれの使い方を見ていきましょう。
シーリングワックス
シーリングスタンプで必ず使うのが、シーリング用のワックスです。
前述のとおり、芯ありや粒タイプなどさまざま種類があるので自分好みのものを選びましょう。
カラーの種類も多く、1色だけでなく複数のワックスを組み合わせても使えます。
複数の色がセットになっているものを選べば、色々な組み合わせを楽しめますよ。
キャンドル・ライター
シーリングワックスを溶かすために、キャンドルかライターを用意しましょう。
キャンドルは背が低く、倒れにくいものがおすすめです。
アロマキャンドルなら安定性が高く香りも楽しめるので一石二鳥ですね。
スプーン
シーリングワックスはスプーンに乗せて溶かします。
金属製であれば普通のスプーンでも構いませんが、できればシーリングワックス専用のものを用意しましょう。
なぜなら、普通のスプーンだと溶けたワックスが溢れる危険性があるからです。
シーリングワックス専用のスプーンであれば十分な深さがあるので、普通のスプーンより溢れる心配がありません。
とくにシーリングスタンプを頻繁に利用する方は、専用スプーンの購入をおすすめします。
混ぜ棒
シーリングワックスをキレイに溶かすために、混ぜ棒を用意しておくと便利です。
販売されている混ぜ棒は金属製のものが多いですが、竹串など木製の棒でも代用できます。
ただし、木製の棒を使う場合は火が移らないように注意しましょう。
スタンプ台
シーリングワックスを使い慣れていないうちは、ワックス量の調整やスタンプが失敗することもあります。
万が一、封筒に直接垂らして失敗すると修正ができませんよね。
そんなときに便利な道具がスタンプ台です。
スタンプ台の表面はツルツルしており、垂らしたシーリングワックスが剥がれるようになっています。
台の上でスタンプをして、失敗したらやり直せばOK。
上手くできたら台から剥がして両面テープで封筒に張り付ければ、キレイな封蝋の完成です。
カラーペン
ワックスにスタンプして浮き出た模様に色付けするため、カラーペンを使います。
カラーペンは油性ペンならなんでもOKです。
ただし、太すぎるペンは模様以外の部分にインクが付着する危険性があります。
模様をキレイに描くために細字~中字くらいの太さを選びましょう。
おすすめのカラーは金色と銀色。
どの色のワックスにも合い、高級感も出るオールマイティーなカラーです。
シーリングワックス(スタンプ)の使い方
シーリングスタンプの使い方はとっても簡単。
蝋を溶かしてスタンプするだけで、あっという間にシーリングスタンプが完成します。
とはいえ、キレイに作るにはそれなりのコツも必要です。
ここではそんなコツと道具の使い方をご紹介しましょう。
※この記事では粒状ワックスを使用しています。
1.ロウソクに火を点けて、台をセット
まずはロウソクに火を点けて、台(炉)をセットします。
このとき火傷をしないように注意しましょう。
2.スプーンにワックスを入れる
スプーンにワックスを入れます。
ワックスの量は4~5粒が目安ですが、慣れないうちは多めに入れておくと失敗しにくいですよ。
(入れすぎると溶けたときに溢れてしまうので注意してください。)
3.スプーンを台に乗せて、ワックスを溶かす
スプーンを、キャンドルをセットした台(炉)にセットします。
台がない人はスプーンを手に持って、キャンドルの上に直接かざしても構いません。
この場合、スプーンが短いと火傷する恐れがあるので注意してください。
4.溶けたワックスを封をしたい場所に垂らす
ワックスが溶けきったら、封筒もしくはスタンプ台にワックスを垂らします。
ワックスが部分的に溶け残っていたら、棒で混ぜて均一に溶かしましょう。
垂らす場所とスプーンの距離を近づけて、円形になるように垂らしてくださいね。
5.ワックスにスタンプを押し付ける
垂らしたワックスにスタンプを押し付けます。
このとき力任せに押し付けるのではなく、ワックスに軽く押し付けるのがポイント。
ワックスが広がりすぎず、仕上がりがキレイになりますよ。
6.ワックスが固まるまで20秒ほど待つ
ワックスが温かいうちにスタンプを外すと絵柄が潰れてしまいます。
ワックスがしっかり固まるまで20秒ほど待ちましょう。
固まり切ったらゆっくりとスタンプを外してください。
ワックスが固まるまでの時間は気温・熱する時間・ワックスの種類などで異なるので、状況に応じて調整してくださいね。
7.カラーペンで色を付ける
絵柄の部分をカラーペンで色付けしていきます。
凸部分だけに色をつけることで、立体感と高級感が生まれます。
1色だけでなく、複数のカラーペンを使ってカラフルな絵柄にするのも面白いですよ。
8.シーリングワックス(スタンプ)の完成
シーリングワックスが完成しました!
スタンプ台などで作成した場合は、ワックスの裏側に両面テープをつけて封筒に貼ってくださいね。
シーリングワックスのアレンジ方法
封筒をオシャレに彩ってくれるシーリングワックス。
これだけでも十分素敵なお手紙ですが、さらに封筒をアレンジしてみてはいかがでしょうか?
たとえば、封筒をマスキングテープやシールでデコレーションしてみたり……。
シーリングワックスでドライフラワーを封入してみたり……。
イラストを描いて可愛らしくしてみたりとアレンジは無限大。
あなただけのオリジナル封筒を作ってみましょう。
シーリングワックス(スタンプ)のおすすめ商品
これからシーリングワックスを始める方は、こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
シーリングワックスを始めたいけど、何から揃えればいいの?
そんな方におすすめなのが、こちらの商品。
Kandarの「シーリングワックス セット」です。
当記事で紹介したシーリングスタンプも、この商品を使用しています。
ワックス・キャンドル・スタンプ・スタンプ台・炉・スプーン……。
道具一式が揃っているので、手元に届いてすぐにシーリングワックスが楽しめます。
ワックスのカラーも豊富だから、さまざまな色の組み合わせを試せるのがポイント。
お試し気分で楽しめる、シーリングスンタプ初心者にピッタリのアイテムです。
シーリングワックスを使いこなして素敵な手紙を送ろう!
手紙にアンティークな雰囲気をプラスしてくれるシーリングワックス。
使いこなせば、ほかとは一味違う手紙が送れますよ。
大切な人へのお手紙にぜひ使ってみてくださいね!